鐘乳洞で眠った龍乃泉のお目覚め@当麻町

令和4年5月21日

明治26年5月10日、広島県や山口県から約400戸の屯田兵は当麻町のあたりに開拓の鍬が下ろされました。開町130年の節目に、町は記念式を挙行しました。

場所

北海道上川郡当麻町

期間

5月

記念動画「当麻の歴史 130 memory」

映像提供: 村椿哲朗当麻町長

明治26年5月10日、広島県や山口県から約400戸の屯田兵は、湿地が点在する(アイヌ語: トオマ)大雪山系の河川の合流地に入植し、永山村字トオマとして開拓の鍬が下ろされました。石狩地方から始まった前期屯田の経験、良好な土地選定、農民出身者が多かったことなど、好条件が重ねて上川地方の後期屯田は好成績を収め、明治33年に永山村から独立して當麻村が誕生しました。

大雪山系に抱かれる盆地の独特な気候条件や積み重ねてきた生産者の努力により、当麻町は農林業を中心にさまざまな産業とともに発展してきました。町の北部から南東部にかけて、総面積の65%も占める山林が広がり、当麻町森林組合は毎年新卒採用を行い、フランス製の最新鋭の機械を導入して、苗木の植栽から間伐製材まで林を守りながら、再生可能な木材を供給します。町の南北に流る石狩川とその支流には約2,600ヘクタールの水田があり、北海道米を代表する「ななつぼし」から、流通量が少なく希少な「ゆきさやか」まで多品種の栽培が盛んで、お米のデパートでも言われました。

小さな里山から広がる町の魅力をパワーアップ・当麻町

開町130年の節目に、屯田の歴史と脈々と受け継がれてきた開拓魂を今に伝えるため、当麻町は5月10日、記念式を挙行し、広報担当職員も自前制作した動画「当麻の歴史 130 memory」当麻町公式Youtubeチャンネルに公開しました。

町民の生活を豊かにしてくれる自然からの恵みから、豊かな心を育つことを目指す当麻町は「食育 木育 花育からつながる心育」をまちづくりの推進目標に掲げています。誰もが気軽に北海道の厳しい環境の中を生き抜く「命」を感じ、その姿に心癒され、命の優しさに触れる場所をつくるため、当麻町は駅近くの市街地に時間や季節によって表情が移り変わる「スポーツランド」を整備しました。

とうまスポーツランドの特集ページ

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駅近くの市街地に命の優しさに触れる場所

写真提供: 村椿哲朗当麻町長

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今回の写真と資料提供は、村椿哲朗当麻町長です、ありがとうございました。

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