春の足音を楽しみに@鹿部町

写真と資料提供: 鹿部温泉観光協会の金澤佑さん

桜が北海道で咲き始める4月頃から川を上がるサクラマスは、アイヌ民族発祥の郷土料理「ルイベ」として春を代表するご馳走です。アイヌ語で溶けることを示す「ル」と食料を表す「イペ」が合わさって、「溶ける食べ物」という名前の通り、「ルイベ」は凍らせている魚を解凍させないまま刺身にする料理で、口に入れた時の凍った感触と口のなかで次第に溶けていく味わいは、生の刺身とは違う独特の食感が楽しめます。海の幸あふれる鹿部町は、お花見の頃においしさの旬を迎える春らしい華やかな魚の魅力を広めるため、サクラマスのレシピを4月の「しかべタイムズ」とコックパッドに公開されました。ぜひご覧ください。

鹿部町の桜を楽しもう

秀峰駒ヶ岳の麓にある鹿部公園は、町民の憩いの場として親しまれ、およそ10種類250本の桜は毎年春に咲き誇り、たくさんの花見客や遠足でにぎわいます。川遊びができる河川敷や、バーベキューが出来るスペースもありますので、道の駅しかべ間欠泉公園で食材を調達し、満開の桜の下で鹿部の美味しい海産物を焼いて食べるのも格別です。また、昨年5月に移転した鹿部町役場新庁舎は展望ラウンジが設けています。駒ヶ岳、太平洋と鹿部町の街並みが一望できるのはもちろん、鹿部町の様々な観光情報、イベント情報などを発信している「水産経済課食と観光推進室」も立ち寄れます。ちなみに、今年鹿部町の桜の見頃は、折しもゴールデンウィークと重なると予想されます。
鹿部町

地域タイムズ@鹿部町

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上川郡当麻町

当麻の食材でクッキング@当麻町

写真と資料提供: 村椿哲朗当麻町長

大雪山系や十勝岳を水源とする石狩川、忠別川と美瑛川が合流する上川盆地にある当麻町は、水資源が恵まれる上質のコメの産地として知られます。米ランキングでは12年連続1位の評価を獲得しているほか、高級のでんすけすいか、キュウリやトマトの生産も盛んであります。そんな豊かな自然やグルメがあふれる当麻町のふるさと納税担当の職員2人は、生産者こだわり満載の返礼品を面白くアピールするため、「エコみらい 龍の伝説トマト」と「長谷川農園 ななつぼし」を使って絶品リゾット作りの動画がインスタグラムに公開しました。新企画の初回は、慣れない2人がハプニングを乗り越え、無事に完成させることができるのか、続きはインスタグラムで。

当麻町の「食育」

農業と林業が主幹産業の当麻町は、町民の生活を豊かにしてくれる自然からの恵みから、豊かな心を育つことを目指して「食育 木育 花育からつながる心育」をまちづくりの推進目標に掲げています。食育の一環として、当麻町はふるさと納税を活用し、町内に総面積1.9ヘクタールの「田んぼの学校」と呼ばれた圃場と農舎が整備され、子どもたちがここで田植え、稲刈りなどを体験でき、獲れたお米は学校給食に全量充てられます。

当麻町

地域タイムズ@当麻町

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義務教育学校がスタート@比布町

資料提供: 村中一徳比布町長

小学校と中学校を一つの義務教育学校とし、「生きる力を身につけ、他者と共によりよく生きる」・「グローバル・AI時代を生き抜くために」をテーマにした比布町立比布中央学校は、令和4年度からスタートを迎えました。学校の名前は、かつて学校を統合する歴史を踏まえ、幅広い世代に浸透した「中央」の名称を引き継ぐ、校名をきっかけに町の歴史や文化を学ぶ機会を設けることで、母校と故郷への愛着を持ってもらいたい思いが込めました。小中学校がひとつになることで、1年生から9年生までの生徒の異学年交流を行うことが容易になり、中1ギャップが緩和され、教育課程を柔軟に変化・創造することで、子どもたちの成長を9年間しっかりと繋げていけるようになりました。

比布町の教育振興

比布町の義務教育学校は、上川管内の先進事例で、早い段階から小中一貫教育を進め、すでに校舎を一体化している環境を活かした成果です。小中一貫教育に向けての取組みが認められ、北海道教育委員会の推薦により、去年11月に北広島市で開催される小中一貫教育全国サミットで発表することになり、比布町の教育を全国の学校関係者にPRしました。

比布町

地域タイムズ@比布町

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北辰のキセキとは

北辰は北極星の雅称で、きびしい風雪に耐え抜いた先人の開拓者精神と、雄々しく伸びる北海道の未来のシンボルとして、明治時代から道民に親しまれて来ました。百年以上の年月を経ても、その精神は今でもしっかり受け継がれています。地域づくりを頑張っている人の輝かしい姿をより早くお届けるように、39°北は北海道の津々浦々の快挙をまとめた「北辰のキセキ」が始まりました。「地域タイムズ」より短くなりますが、もっと詳しく取り上げたい話題が有れば遠慮なくメールメッセージツイッターでお知らせ下さい。

今回の写真と資料提供は、村椿哲朗当麻町長、村中一徳比布町長と、鹿部温泉観光協会の金澤佑さんです。ありがとうございました。
北辰は北海道のシンボル

北辰のキセキ記事アーカイブ

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3月28日北辰のキセキ

北辰のキセキ@3月28日: ニセコ町・小樽市

ニセコ高校の生徒たちは町花「ラベンダー」を新しい観光資源にすることをために、研究活動を行い、彼らが育てた花はニセコ蒸溜所の手でクラフトジンとかわった。ホタテ漁の先進地として知られる小樽市は、名産をさらにおいしく食べらさるコラボワインが発売。

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3月14日北辰のキセキ

北辰のキセキ@3月14日: 当麻町・ニセコ町・平取町・八雲町・帯広市

当麻町は23回北海道広報コンクールに入賞。第12回ニセコカップGS大会は、ニセコモイワスキーリゾートで開催。平取町二風谷民芸組合はアイヌ文化を身近に感じオンラインツアーを企画。ゲストハウスSENTOはお手伝いさんを募集。ベンチャー企業そらは、ふく井ホテルの経営を引き継ぐ。

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39°北について​

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