広域連携による次代を切り拓く@旭川大雪圏

令和4年1月19日

美しく厳しい大雪山のふところに、新たな連携中枢都市圏「旭川大雪圏域」が今月に誕生しました。圏域の1市8町は明瞭な四季と個性豊かな国立公園の強みを生かして地域の魅力を高めるます

場所

旭川市、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町、美瑛町

期間

1月12日から

調印式
連携中枢都市圏が発足

写真提供: 今津市長

美しく厳しい大雪山のふところに、新たな連携中枢都市圏「旭川大雪圏域」が今月に誕生しました。旭川と、鷹栖、東神楽、当麻、比布、愛別、上川、東川、美瑛の1市8町は、明瞭な四季とともに、連峰に源を発している雪解け水や伏流水に恵まれた自然環境が誇って、全国有数の米どころとして知られているほか、「生きた化石」とも呼ばれ、氷河時代にシベリアからやってきた高山帯バイオームの生き物が見られる原始性豊かな国立公園も宿すことから、北海道全体の経済成長けん引する潜在力が秘める地域です。

大きく生活様式と観光需要が変容する時代を見据えて、多くの人が集まる賑わいと活力あふれるまちづくりを目指している旭川大雪圏域連携中枢都市圏は、基幹産業である農業の高付加価値化や、「アドベンチャートラベル」といった新たな観光コンテンツの充実を進めていきます。

欧米を中心に世界中でブームになったアドベンチャートラベルのワールドサミット(ATWS)が、令和5年に北海道で再び開催することを向けて、旭川市では、サイクリングロードやキャンプ場、グランピング、ジオパークと連携した神居古潭の川下りなど、自然環境にも調和したアウトドア観光の環境を整備します。

となりの当麻町も、東川町の「合同会社アドベンチャー北海道」と連携を取って、当麻鐘乳洞を活用する「ケービングツアー」実験をはじめ、滞在型観光商品の開発が活発しています。

旭川大雪圏ギャラリー

写真提供: 今津旭川市長と村椿当麻町長

旭川大雪圏域連携中枢都市圏はインバウンドのみに頼らない、少人数や家族旅行から、テレワークやワーケーションといったビジネス面の需要も確実に取り込むことより、仕事と生活の調和が実現しやすい地方の魅力を感じてもらうって、関係人口の創出や将来的な移住の推進を図ります。旭川市は今年4月東京事務所を開設し、早ければ年中に旭川大雪圏域全体の在京拠点に発展させて、首都圏における圏域の観光振興と企業誘致の発信力を強めます。また、年末年始の特番放送が報じたように、面積の約65%が山林で覆われ当麻町は環境や産物を生かして、「食育・木育・花育」とサウナを揃った一大テレワーク拠点をつくるプロジェクトの一環として、全国初のキャンピングサウナバスが整備され、全道・全国から注目しています。

1市8町それぞれの強みを生かし、弱みは補い合いながら地域活性化を後押しする旭川大雪圏域連携中枢都市圏は、これから住みやすさ、便利さと地域の魅力を高める取り組みを続々実施します。これに合わせて、39°北では旭川大雪圏域連携中枢都市圏にクロースアップするシリーズも始まりました。

魅力を高める取り組みを続々実施します
魅力を高める取り組みを続々実施

写真提供: 村椿町長

旭川大雪圏域連携中枢都市圏

連携中枢都市圏のページ

旭川大雪圏域連携中枢都市圏を詳しい取り組みは、旭川市のホームページをご覧ください。

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安心して農業を始めるまち

新規就農が生み出される土壌を築く@当麻町

当麻町は今年に新規就農者4人をお迎えできて、「新規担い手就農者を祝う会」を開催しました。オール当麻の体制で新規就農を志す人をサポートすることで、経験がない方でも安心して農業を始める環境が整えたこそ、移住で輝く農業人が増え続けています

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