光と音楽で夜の森を彩る＠中札内村

令和４年７月５日

花と文化の香りが流れる六花の森は、７月１６日、夜の森に幻想的な光のアートが現れ、光るランタンを空へ放せるイベント「ロッカノヨル」が開催。初めて一般公開される夜の森に癒しの時間をお過ごしください

39°北つぶやき

場所

六花の森

期間

令和４年７月１６日

十勝に拠点を構える製菓メーカー「六花亭」は、晩成社が北海道ではじめて商品化したバターに由来している銘菓「マルセイバターサンド」の製造工場を中札内村に新築するにあたり、川沿い約１０万㎡の敷地をいかし、十勝固有の豊かな自然環境に溶け込んだランドスケープを創出する構想が立案、約１０年の歳月を掛けてお菓子の包み紙に描かれる「十勝六花」のイメージ通りの庭園「六花の森」ができました。

日本で最も美しい村連合を加盟し、美しい村らしさを基軸としてまちづくりが進んでいる中札内村はそれに応える景観・文化施設づくりも進んで、六花の森プロジェクトは企業が自治体と協力しながら地域の文化づくりに貢献したことや、生物多様性と地域景観に配慮した計画であることから、日本建築学会大賞を受賞しました。

来場者に地域の自然と文化に触れ合えるように、六花の森にはクロアチアの古民家を再生した美術館や、地元作家による彫刻作品が点在しています。そんな花と文化の香りが流れる森は、７月１６日午後５時半から、光と音楽を楽しむ新たなイベント「ロッカノヨル」が開催する予定です。

六花の森には地元作家による彫刻作品が点在

写真提供: 森田匡彦中札内村長

十勝固有の豊かな自然環境に溶け込んだをランドスケープ

写真提供: 森田匡彦中札内村長

地域の自然と文化に触れ合える場

写真提供: 森田匡彦中札内村長

ロッカノヨルについて

会場

〒089-1300
北海道河西郡中札内村常盤２４９−６
六花の森

開催時間

７月１６日（土）

１７：３０～　光の切り絵／大道芸・音楽ステージ／ワークショップ／飲食店／天体観測

１９：４５～　スカイランタン配布

２０：００～　スカイランタン飛行

２０：３０　　イベント終了

参加料

無料・予約不要（※帯広発着のシャトルバスは事前予約が必要）

交通機関

帯広広尾自動車道中札内ICから車１０分、駐車場約１００台

シャトルバス
帯広(とかちプラザ前)⇒六花の森
（事前予約が必要）
上札内交流館・グランピングリゾートフェーリエンドルフ⇒六花の森

帯広方面のシャトルバス時刻表と路線図はこちら（事前予約制）

上札内方面のシャトルバス時刻表と路線図はこちら

夜の森に幻想的な光のアートが現れ、未来への願いを込めた光るランタンを空へ放せる「ロッカノヨル」は２年前から練ってきたが、コロナ禍による遅れて、今年ようやく初開催が果たします。舞台美術としての切り絵制作を経験する中で光と切り絵とを組み合わせた表現に没頭し、優しさがあふれ出る、あたたかな作品を数多く生み出しているアーティスト酒井敦美さんが登場するほか、ステージイベント、ワークショップも揃った「ロッカノヨル」は、入場料無料かつ事前予約不要ですので、ぜひ初めて一般公開される夜の森に癒しの時間をお過ごしください。

また、自分の手で作った世界に一つしかないオリジナル作品を会場に飾るチャンスがあります。ロッカノヨル実行委員会は、公式サイトに作り方・型紙が掲載中、７月７日まで提出すれば作品をイベント当日に会場へ設置します。

手作りライトの問合せ・提出先

住所

〒089-1341
北海道河西郡中札内村東１条南１丁目２番地１
中札内村総務課企画財政グループ
ロッカノヨル実行委員会事務局
℡／０１５５－６７－２４９１
メール／s-kikaku@vill.nakasatsunai.hokkaido.jp

提出締切

２０２２年７月７日（木）

作り方・型紙

作り方・型紙はこちらからダウンロードしてください

※使用後は原則返却できませんのでご了承ください

「六花」に込められた想い

六花亭の包装紙は、エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカとシラネアオイが描かれています、これら六つの品種の花は北海道を代表する「十勝六花」と呼ばれて、北海道の銘菓メーカーであることを示して六花亭と名付けられました。

十勝六花の開花時期は異なりますが、どの時期にいってもたくさんの草花が咲いているも魅力のひとつです。春から初夏にかけて（５～６月）ではオオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ、気温が上がってくる７～８月ではエゾリンドウ、ハマナシ、夏が終わり心地よい秋の季節になるとハマナシが赤い実を付けます。