大雪山系に抱かれる盆地の独特な気候条件や積み重ねてきた生産者の努力により、当麻町は農林業を中心にさまざまな産業とともに発展してきました。町の北部から南東部にかけて、総面積の65%も占める山林が広がり、当麻町森林組合は毎年新卒採用を行い、フランス製の最新鋭の機械を導入して、苗木の植栽から間伐製材まで林を守りながら、再生可能な木材を供給します。町の南北に流る石狩川とその支流には約2,600ヘクタールの水田があり、北海道米を代表する「ななつぼし」から、流通量が少なく希少な「ゆきさやか」まで多品種の栽培が盛んで、お米のデパートでも言われました。