老舗酒造と高校生のコラボ作が連続受賞@俱知安町

写真と資料提供:二世古酒造の蔵元杜氏 水口渉さん

令和時代とともに始まった道内初めての「高校生日本酒造り」プロジェクトは3年目を迎え、多くの方に真心をこめて届けたいという想いから「忠」とかいて、「なかごころ」と名付けました芳醇な香りが魅力の純米吟醸原酒は、2年連続で札幌国税局新酒鑑評会純米酒の部にて金賞を受賞されました。

造り手である倶知安農業高校の生徒がまだお酒を飲めないですが、良質な名水でこだわりの酒を育む創業百余年の二世古酒造や、地元の米の専門家力も借りて試行錯誤を重ねた結果、栽培が難しいと言われた酒米「彗星」の生産から、仕込み、副産物利用や販売まで一体で学べる前例のない授業ができました。
作物にやさしい気候や水もよいニセコ地域で、未来の農業を担う若者たちが育てた酒米から出来上がった日本酒は、まさに地域の魅力を凝らした地酒の本来の姿です。試飲をした人たちからキリッとしていて美味しいと評価された「忠」は、連続金賞受賞に伴い人気が高まっています。学びながら醸されたこの希少なお酒は6月から、酒蔵とニ世古酒造の特約店になっている酒屋さんで発売しています。数量限定となりますのでお早めに。

忠(なかごころ)の発売場所

二世古酒造
〒044-0083
虻田郡倶知安町字旭47番地
TEL 0136-22-1040

M ポケット
〒044-0053
虻田郡倶知安町北3条西1丁目13
TEL 0136-22-1070
北海道産酒BAR かま田
〒064-0804
札幌市中央区南4条西4丁目14−2
TEL 050-5484-1614

銘酒の青柳酒店
〒060-0063
札幌市中央区南3条西8丁目-6-8−1
TEL 011-242-3317

晋作地酒
〒004-0031
札幌市厚別区上野幌1条1丁目16−1
TEL 011-893-2121
酒々おがわ
〒070-0056
旭川市6条西3丁目1−10
TEL 0166-22-7822

数量限定となりますのでお早めに 

ニセコエリアと酒造り

世界的なスノーリゾート地として日本人はもちろん外国人観光客からも注目されているニセコエリアは、ニセコワイス山系の雪清水と羊蹄山のふきだし湧水という北海道屈指の名水の産地でもあります。また、内陸性気候による農耕期の温暖、地形、圃場の多様性のおかげで、質と味がよい作物は多岐にわたり、酒造りには絶好の立地となります。大正時代で蔵を築いて伝統的な日本酒にこだわる二世古酒造のほかに、去年6月、ニセコアンヌプリの森の中にウイスキー・ジンをつくる「ニセコ蒸溜所」も開業しました。

ニセコ町

地域タイムズ@ニセコ町

クリックするとニセコタイムズに戻れます

3年ぶりのロードレースが盛り上がる@ニセコ町

写真と資料提供: 片山健也ニセコ町長

令和2・3年の開催が叶わなかった日本でも指折りのロードレース「ANAニセコクラシック」は今年6月10~12日、ニセコが帰ってきました。世界中のアマチュアサイクリストにとって夢の舞台であるUCIグランフォンド・ワールド・ シリーズへの出場資格を得られる予選大会は世界各国で約25大会がありながら、今年度アジアにおける予選大会はこのANAニセコクラシックだけとなっておりますので、ニセコ山系の雄大な自然を走るダイナミックなコースで駆け抜けた1000人以上のレーサーの中には、UCIグランフォンド世界選手権の出場権を狙う選手の姿も見られます。

今年の大会では、85km・150kmロードレースと個人タイムトライアルレースが設けたほか、友人やご家族と気軽に参加することができる、ニセコエリアのシンボルである羊蹄山の裾野を一周する約55kmのファンライドコースもあり、さらに150kmロードレースの様子も公式YouTubeチャンネルでライブストリーミング配信され、ニセコエリア、そして北海道のサイクリング環境を世界へ発信を図ります。

羊蹄ニセコエリアを自転車王国に

蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山麓には、一面に広がるジャガイモ畑、青々と生い茂る森や清流日本一に選ばれました尻別川という絶景が広がり、その中にサイクリストに嬉しい広くて交通量も少ないのいいロードがあちらこちらにあります。サイクルフレンドリーな環境をいかし、グリーンシーズンの羊蹄ニセコエリアを活性化することを目指す羊蹄山麓7町村の行政と民間が一体となり、「羊蹄ニセコ自転車走行協議会」を設立しました。

リゾートエリアの中核をなし、羊蹄山をぐるりと取り囲む7町村を走るサイクリングコースは、湧水を汲める場所や道の駅、サイクルフレンドリーな宿といった、数々のお勧めの休憩スポットが揃ったのはもちろん、「ネイチャーライドニセコ」「ニセコクラシックレース」「ニセコHANAZONOヒルクライム」などレースやイベントも多数開催されています。

羊蹄ニセコエリアのサイクリングガイド&レンタル情報

羊蹄ニセコエリアのサイクリングガイド&レンタル情報については、倶知安観光協会のウェブページをご覧ください

北辰は北海道のシンボル

北辰のキセキとは

北辰は北極星の雅称で、きびしい風雪に耐え抜いた先人の開拓者精神と、雄々しく伸びる北海道の未来のシンボルとして、明治時代から道民に親しまれて来ました。百年以上の年月を経ても、その精神は今でもしっかり受け継がれています。地域づくりを頑張っている人の輝かしい姿をより早くお届けるように、39°北は北海道の津々浦々の快挙をまとめた「北辰のキセキ」が始まりました。「地域タイムズ」より短くなりますが、もっと詳しく取り上げたい話題が有れば遠慮なくメールメッセージツイッターでお知らせ下さい。

今回の写真と資料提供は、片山健也ニセコ町長、二世古酒造の蔵元杜氏の水口渉さんです。ありがとうございました。

北辰のキセキ記事アーカイブ

クリックすると北辰のキセキトップに戻れます

3月28日北辰のキセキ

北辰のキセキ@3月28日: ニセコ町・小樽市

ニセコ高校の生徒たちは町花「ラベンダー」を新しい観光資源にすることをために、研究活動を行い、彼らが育てた花はニセコ蒸溜所の手でクラフトジンとかわった。ホタテ漁の先進地として知られる小樽市は、名産をさらにおいしく食べらさるコラボワインが発売。

記事本文へ »
3月14日北辰のキセキ

北辰のキセキ@3月14日: 当麻町・ニセコ町・平取町・八雲町・帯広市

当麻町は23回北海道広報コンクールに入賞。第12回ニセコカップGS大会は、ニセコモイワスキーリゾートで開催。平取町二風谷民芸組合はアイヌ文化を身近に感じオンラインツアーを企画。ゲストハウスSENTOはお手伝いさんを募集。ベンチャー企業そらは、ふく井ホテルの経営を引き継ぐ。

記事本文へ »

39°北について​

「39°北」は、北海道の数多くの自治体や団体に繋がっていただいて、それぞれの地域の振興計画をサポートし、地元で活躍している人々のものがたりを広く知れ渡ることを目的とした総合地域振興情報サイトです

Copyright © 2024年 39°北. University Zone | Developed By Rara Theme. Powered by WordPress.