道東最大の都市として栄える現在の帯広市は、依田勉三と晩成社の先駆的な事業に挑戦する精神を脈々と受け継ぎ、六次産業化の取り組みが数多くの見られています。北海道の名付け親の言う通りに、十勝は日本最大の食料基地となり、平成25年には十勝管内19市町村とともに、バイオマスの収集・運搬、製造、利用するシステムを軸とした「バイオマス産業都市」全国第1号に選定され、畜農業の廃棄物を活用し水素サプライチェーンする実験など、環境にやさしく災害に強いまちづくりを目指すほか、日高山脈襟裳国定公園を国立公園に格上げすることを推進し、素晴らしい自然環境を生かした地域活性化を進んでいます。1次・2次・3次それぞれの産業を融合することにより、新しい産業を形成ことがまずまず重視されている今、帯広市今後の発展に注目していきたいです。