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MOTレール倶楽部@ひがし北海道

ローカルプレーヤー特集

流氷物語号

活動拠点

網走を始めとする釧網・石北本線の沿線各地

MOTレール倶楽部の活動範囲

MOTレール倶楽部とは

網走湖畔温泉
MOTレール倶楽部ゆかりの地

MOTは、「もとよし温泉友の会」の略です。平成22年4月29日、網走湖畔にある温泉旅館「もとよし」の鉄道ファン向けの別館「鉄ちゃんと鉄子の宿」の開業日で集まった人々が意気投合と感じて、親睦を深めるため会を結成しました。結成の場所を記念するため、発足時の会員の一人である橋本雄一郎さんは、「MOT」という文字を名に冠することを提案しました。

ファンクラブに近い形で始まりました会ですが、結成した年には既にオホーツクの鉄道をテーマとした写真展を開催したほか、沿線の美味しい農産物、海産物を網羅したバーベキューカー列車「オホーツク食い倒れ号」を走らせました。

MOTレール倶楽部は鉄道好きの親睦会から、本格的な鉄道で地域おこしを目指すボランティア団体なっております。

MOTレール倶楽部のあらすじ

鉄道イベントの企画・運行においての実行力を見させたMOTレール倶楽部は、勢いに乗って、流氷と知床連山という絶景が抱えているオホーツク海側の鉄道路線を盛り上げようとJR北海道に働きかけ、石北本線や釧網本線で36年ぶりにSL列車を走らせる企画「SLオホーツク号」が平成23年に実現しました。

「SLオホーツク号」当初は平成23年、24年の2年間だけだった運行計画に対し、平成25年の運行も実現、沿線自治体や団体が一体となって、駅前での歓迎イベントの開催などの支援が盛り上がり、オホーツク海側の観光シーズンの幕開けを飾る絶好の素材となったところが、JR北海道は安全対策に集中しなければならない状況となりました。整備拠点から遠く離れた北見へSLを投入する余裕はおろか、平成の始まりから走り続けた名物列車「流氷ノロッコ号」すら代替車両を用意できないため運行は終了しまいました。

道東の鉄道が置かれている厳しい現状を打開するため、MOTレール倶楽部は新規投資に頼らない、既存の車両と線路のポテンシャルを引き出せる企画が網走市とJR北海道に提案しました。それは、装飾ラッピングを施したキハ54をボランティアとして乗務し、車内販売などのおもてなしで「流氷ノロッコ号」の後継ぎにふさわしい旅の体験を創出する「流氷物語号」の発端です。

初めは何かを提案しても、JRや行政から「できない」と言われてしまう。しかし、丁寧に交渉して、少しでもできることを互いに探り合って実践する。その行動が想像を上回る成果を上げることで、少しずつJRや行政からの信頼を積み重ねてきた。

石黒会長

様々なことで冷え込めた観光需要のなか、JR北海道を応援し鉄道の維持を後押しするため、令和3年に鉄道ファン、旅行好き以外の「第三のターゲット」を取り込む「オホーツクに消ゆ」とのコラボレーションをスタートし、「流氷物語号」の運行区間と同じ乗車券の購入を条件に、オリジナルグッズの通信頒布も実施しました。

MOTレール倶楽部は会費を集めたり、寄付を求めたりしておらず、地域を盛り上げたいという思いで観光列車の運営します。活動を通じてボランティアは自律的に成長し、見返りはおカネではなかったが、お金では買えない喜びを分かち合う集まりができました。

MOTレール倶楽部の石黒会長
石黒明MOTレール倶楽部会長

MOTレール倶楽部の活動

オホーツクに消ゆ

「オホーツクに消ゆ」プロジェクト

あばしりオホーツク流氷まつりの中止など、観光需要が大幅に減少することで苦しんでいる鉄道をサポートするため、MOTレール倶楽部は、網走市や流氷が流れ着くオホーツク沿岸に舞台をする昭和レトロの名作ファミコンゲーム「オホーツクに消ゆ」とのコラボレーションが発案しました。

インバウンドが期待できない上で、国内の経済力のある客層へアピールすることは大事ですので、あえて40代以上が楽しんだ旧作を選んだが、メーカー自体が消滅し、ライセンス交渉のハードルが高かった。折しも北海道新聞の連載コラムに掲載されたきっかけに、石黒会長の情熱に共感した個々の権利者が縁をつなぎ、コラボレーションが実現できました。

流氷ノロッコ号はボランティアで支える

流氷物語号の乗務

平成29年に「流氷ノロッコ号」が引退されても、釧網本線がオホーツク海の海岸線に沿って走る、白一色に埋め尽くされた真冬ならではの絶景区間を引き続き観光資源としてこの地域に残したい思いから始まった「流氷物語号」、最初は装飾ラッピングを施した既存の一般形車両による運行していましたが、「網走市観光ボランティア」として乗務するMOTレール倶楽部会員の観光ガイド放送や車内販売などのおもてなしで好評を博し、令和3年から「オホーツクに消ゆ」コラボと合わせて車両は飲食やグループ旅の語り合いにふさわしい、クロスシートでテーブル付きの座席が完備の観光タイプの「道北 流氷の恵み」と「道東 森の恵み」に変わりました。

流氷ノロッコ号の車内販売

新着情報

流氷ノロッコ号はボランティアで支える

今年の流氷物語号も見どころ満載@ひがし北海道

MOTレール倶楽部のボランティアが乗務する流氷物語号今シーズンは、観光タイプ車両「道北 流氷の恵み」と「道東 森の恵み」で運行します。車内販売に特急オホーツクの復刻ヘッドマークが登場するほか、浜小清水駅でもスペシャルメニューがあります

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