道の駅に模型展が開催@安平町

令和3年11月13日

昭和18年建設の2代目追分駅舎を再現したジオラマや追分機関庫ゆかりの車両とあわせて昭和にタイムスリップする鉄道模型フェスは安平町道の駅で開催

場所

あびらD51ステーション

期間

11月13日(土)~11月14日(日)

鉄道模型フェスinあびらD51ステーションのようす
追分駅ゆかりの車両のジオラマ

写真提供: 及川町長

鉄道資源を生かした町の魅力を発信することに力を入れた安平町は、懐かしいグッズの復刻、鉄道ジオラマと紙芝居イベントが道の駅あびらD51ステーションで開催いたします。折節となりの千歳市に昭和30年で創業され、津々浦々の若者が寄せ集めて、独特の「カニ族」文化が育ちました全国第1号のユースホステルが幕を下ろします。

ユースホステルの全盛期に当たる昭和40年代では、マイカーやバイクはまだ高嶺の花で、長距離交通は国鉄を一手に担いまして、国内観光客向けの極めて割安なワイド周遊券が発売していました。

時間があるけどお金がない」若者は、この北海道から九州まで気ままな旅ができるきっぷを駆使して、交通費は周遊券で賄えて、ユースホステルで泊めて、旅先で牧場作業や昆布採りなどのアルバイトを行い、旅費に束縛されない長距離・長期間の国内旅行を楽しみました。

しかし時時代は変わり、国鉄財政の合理化に伴い夜行と急行列車の減少や、国民生活水準の向上により、時間の価値は右肩上がり、休暇を短くにしても優雅で過ごしたいという志向が台頭し、飛行機とマイカーで移動して個室宿で過ごす旅行が主流になりました。社会の動きを応じる形で、支笏湖ユースホステルは閉館し、高級リゾートの大手事業者鶴雅観光開発は跡地を買収し、ゆったりとくつろげるスパリゾートとして生まれ変わります。赤い三角屋根はもう思い出となりましたが、カニ族全盛期の旅行に思いを馳せる場所はまだあります。同じ建築家の手による設計されたユースホステルは、今も室蘭で経営し続けています。

古き良き昭和の旅の醍醐味をもう一度味わえたいなら、国鉄最後の蒸気機関車基地の賑わいや昭和中期のレトロ駅舎が再現し、数多くの国鉄型車両も保存展示している道の駅あびらD51ステーションはベストです。「鉄道模型フェスinあびらD51ステーション」期間中は『恐竜ワールドむかわ展 in あびらD51ステーション』も同時開催しています。恐竜ファン・鉄道模型ファンの両方が楽しめる2日間。ぜひご家族連れでD51ステーションにお越しください。

鉄道模型フェスinあびらD51ステーションのようす
ぜひご家族連れでお越しください

道の駅あびらD51ステーションのホームページ

イベントの詳しい情報は、道の駅あびらD51ステーションのホームページにあります。ぜひご覧ください。

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