ニセコ町のシンボルの花を新しい観光資源にするため、ニセコ高校の生徒たちは数年前からラベンダーの研究活動を始めました。花の特性・品種などを学ぶ上で、自分たちの手で苗を入れた貯蔵庫温度や光を管理し、観光客が多い冬にもラベンダーで迎え入れるように開花調整の試験が行いました。まだまだ冬のラベンダー開花を実現できていませんが、その夢は後輩たちが引き継いでくれます。去年6月、世界的なスノーリゾート地ならではの上質な軟水をいかし、ニセコアンヌプリの森の中にニセコ町の精神を感じるお酒が造っている「ニセコ蒸溜所」も、生徒たちが育てたラベンダーを買い取らせて、乾燥させずフレッシュなまますぐに「ohoro GIN Limited Editionラベンダー」のメインボタニカルとしました。ラベンダーの心地よい香りを存分に引き出したこのジンは、3月21日からニセコ蒸溜所で発売します。