安平町

鉄道ロマンめぐり@安平町

写真と資料提供: 及川秀一郎安平町長

日本遺産「炭鉄港」の構成文化財をベースに観光振興が進んだ安平町は、公式YouTubeチャンネルで鉄旅にぴったりの散策コースを紹介しました。現役の第三代追分駅舎と、昭和中期のレトロ駅舎が再現された道の駅あびらD51ステーションの間には、国鉄最後の蒸気機関車基地の面影を偲ぶ撮影スポット、厳寒の大地を力強く駆けぬけた蒸気機関車の煙室扉と動輪や、それをイメージしたマンホール蓋が点在しています。鉄分が満喫したら、可愛らしいエゾシカやウサギ、鳥たちに出逢える安平町鹿公園と露天風呂が備え付けたぬくもりの湯も駅のすぐそばにありますので、帰りの列車が来る前に癒やしのひと時が過ごせます。散策ルートを紹介する動画は、NHK「ブラタモリ」をはじめ、多くのテレビやラジオにも出演されている株式会社あるた出版 編集部 O.toneデスク 和田 哲さんも登場いたします、お楽しみください。

鉄道の町・安平町

追分駅が位置する安平町追分地区(旧・追分町)は元々植苗と呼ばれていましたが、国内最大の産炭地である石狩炭田から「黒ダイヤ」と称された良質炭を運ぶため、明治25年に北海道炭礦鉄道室蘭線と夕張線(開業当時は支線、現・石勝線)が開業し、近代化の夢を載せた鉄の道の一大拠点になるはずここの駅は、古くから街道の交差する地点を意味する「追分」と名付けました。何十両も繋いだ石炭貨車を動かすには大量の人が必要のため、駅近くには鉄道職員が暮らす官舎が整然と建ち並び、めざましい発展を遂げた結果、地名も追分となりました。追分機関区は国鉄最後の蒸機牽引列車とともに幕を閉じ、直後に火災で焼失しまいましたが、安平町は「鉄道の町」の記憶を大事にし、跡地にD51 320を保存展示する施設を建て、更に令和元年に道の駅あびら D51ステーションをオープンし、SLをそこに移転する上で、キハ183系車両など貴重な資料と一緒に展示しています。

安平町

地域タイムズ@安平町

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道南いさりび鉄道を応援@木古内町

写真と資料提供: 鈴木慎也木古内町長

北海道新幹線の開業とともに、木古内町と函館市を結ぶ在来線は道南いさりび鉄道として生まれ変わりました。駆け抜ける特急列車が新幹線に移ったが、地域のために鉄道を生かし、ゆっくり走る普通列車こそ見えてきた地域の魅力を広がる思いから、鉄道会社が食事付き観光列車「ながまれ海峡号」を運行するほか、住民も「道南いさりび鉄道地域応援隊」を結成し、期間限定の面白い企画を次々と開催しています。2月下旬より沿線の保育園や認定こども園に通学される子どもたちが描いたぬりえを中吊り広告として加工の上、「ぬりえ列車」の車両内に掲示します。道南いさりび鉄道の起点木古内駅は待合室に展示コーナーがあり、すぐそばには豊富なグッズ類、地元のお土産や、新鮮な海産物が揃った道の駅みそぎの郷 きこないもありますので、道南西部の観光地の起点として脚光を浴びています。

北海道鉄道の玄関口・木古内町

鉄道で北海道を目指す旅人にとって、木古内町は北の大地の起点。ただ通り過ぎるのはもったいないので、旧江差線を活用し、木古内市街地の新幹線高架付近から、鶴岡東出牧場付近保線用軌道自転車の運転体験施設「道南トロッコ鉄道」をオープンし、昨年度では4月下旬から11月上旬までの金土日祝を中心に運行しました。鉄道に関する品々およそ1,500点を展示する鉄道資料室がある木古内町郷土資料館「いかりん館」は道南トロッコ鉄道のとなりにありますから、鉄道ファンにとっては下車すべき駅です。

ハチミツが暮す街@札幌市

資料提供: 竹内有美札幌市議員

百万都市の真ん中に、フローラルな香りと純粋な甘さが溢れるハチミツを創る養蜂農家があります。NPO法人サッポロ・ミツバチ・プロジェクト(さっぱち)はビルの屋上に巣箱を設置し、市民が主体となり楽しみながら養蜂体験を行います。ミツバチは巣箱から半径3~4kmを移動し、街路樹や花々の生長を支えて緑のネットワークをつくりながら、時期ごと地域の風土を色・香り・味が彩ったハチミツを凝縮します。ミツバチと人間が気持ちよく暮らせる優れた環境を維持するため、さっぱちは街に草や木を植えて緑を増やす運動も行っています。NPOの活動をサポートする天然ハチミツは、公式サイトにて通販で提供していますので、ぜひご覧ください。

豊かな自然環境に包まれた都市・札幌市

札幌市は政令指定都市でありながら、自然植生の割合はと非常に高く、身近な自然は日常生活は人々にうるおいと安らぎをもたらし、札幌市そして北海道のブランドイメージも貢献しています。豊かな自然を保護するため、札幌市は環境首都宣言を行って、2050年に向けた札幌の環境の将来像を描いた環境基本計画も設定されました。

北辰のキセキとは

北辰は北極星の雅称で、きびしい風雪に耐え抜いた先人の開拓者精神と、雄々しく伸びる北海道の未来のシンボルとして、明治時代から道民に親しまれて来ました。百年以上の年月を経ても、その精神は今でもしっかり受け継がれています。地域づくりを頑張っている人の輝かしい姿をより早くお届けるように、39°北は北海道の津々浦々の快挙をまとめた「北辰のキセキ」が始まりました。「地域タイムズ」より短くなりますが、もっと詳しく取り上げたい話題が有れば遠慮なくメールメッセージツイッターでお知らせ下さい。

今回の写真と資料提供は、及川秀一郎安平町長、あびら地酒生産プロジェクトの渡邊匡人さん、積丹スピリットの岩井宏文さんと、白石農園の白石敏明さんです。ありがとうございました。

北辰は北海道のシンボル

北辰のキセキ記事アーカイブ

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