心も身体も元気になる食堂を作る@安平町
令和5年3月29日
社会的弱者といわれる人たちが自分らしく働けるユニバーサル食堂「いんくる食堂」は、4月2日から安平町あびら交流センターでオープンします。安平町、 厚真町、 千歳市方面への宅配も行います
場所
安平町 あびら交流センター
期間
令和5年4月2日
写真提供: 加藤佳⼦理事
昨年から安平町あびら交流センターに準備が進めていた「いんくる食堂」は、4月2日からオープンします。
いんくる食堂は、空き店舗となっていたレストランハウスを活用し、しょうがい者や高齢者、子育て世代など社会的弱者といわれる人たちの活躍の場所を作って、地域の美味しい食材を提供する「誰にでも優しいユニバーサル食堂」です。
いんくる食堂を運営するNPO法人「いんくるらぼ」のルーツは沖縄県にありますので、いんくる食堂も沖縄の食堂をイメージし、いらっしゃいませではなく 「おかえり」 「いってらっしゃい」の声が聞こえてくる気兼ねをしないお店になっており、 昼は、 蕎麦や豚汁、 塩おむすび、 単品惣菜などと組み合わせたり、カレーライス、 カツ丼、 焼鳥丼などのテイクアウト弁当を中心に働く人を応援し、安平町全域、 厚真町、 千歳市方面への宅配を行います(もちろんイートインも可能)。夜には居酒屋に早変わり、 食堂の惣菜、 キッチンカーでのテイクアウト、 地域の美味しいもの、 時々メニューに組み込まれる沖縄のおいしいものでお酒が楽しめる食堂になります。
いんくる食堂のFBページ
いんくる食堂のイベントスケジュールについてはこちらをご覧ください
店長と料理長は飲食関係の経験が豊富なベテランで、「心と肌が若返る美容定食」や「高タンパク低カロリー筋肉定食」 などのメニュー開発を行いながら、イベント開催も定期的に行い、 沖縄の日や韓国料理の日、 寿司の日などを計画をたくさん盛り込むほか、広い駐車場の立地を活かして常に2台程度の常設が出来る状態を目指しながらイベント的に数台のキッチンカーが出店する 「キッチンカー祭り」の企画も計画しています。キッチンカーで購入したものも店内で食べられるので食堂メニューとの相乗効果で食事を楽しめます。
写真提供: 山村哲也代表理事
写真提供: 加藤佳⼦理事
一般就労が難しい人にも働きやすい環境を創出するため、「いんくるらぼ」はレストランのほか、自社の農場や、企業の人手不足問題から、住民の日常の困りごとまで相談できる窓口も運営しています。だから食をテーマに多種多様な仕事が生まれ、1日1時間でも働くことができたり、週1回でも働けるなど労働の最適化を仕組みとして作ることで、誰でも自分らしく生きていける地域共生社会づくりの拠点を目指します。
NPO法人コミュニティシンクタンクいんくるらぼ
平成25年4⽉に沖縄県で個⼈事業として開設されたいんくるらぼは、昨年7⽉に北海道安平町でNPO法人コミュニティシンクタンクいんくるらぼとして生まれ変わって、賛助会員と寄付の募集をしています。興味がある方はいんくるらぼのホームページをご覧ください
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