安平町

アサヒメロンに込められたこだわりを掘り下げる@安平町

令和4年6月27日

丘陵地上にある追分地区
丘陵地上にある追分地区

写真提供: 及川秀一郎安平町長

安平町北東の内陸部、夕張山地と馬追丘陵へと続く丘陵地上にある旧追分町旭地区では、「アサヒメロン」の季節がやってきて、農家さんは収穫と出荷の真っ最中で大忙しています。

芳醇な香りが漂う、北海道を代表するブランドメロンの1つとして知られる「アサヒメロン」最大の特徴は、平均糖度14度以上という厳しい品質基準です。この美しくて美味しいイメージの裏側には、想像していた以上の手間ひまと、長年の経験から来る感覚が秘めています。
魅力とこだわりのたっぷり詰まった「アサヒメロン」に親しんでもらえるように、あびら観光協会は50年以上の歴史を誇る「追分アサヒメロン組合」の協力のもと、普段は立ち入ることのできない畑や選果場を農家の方が案内するグリーンツーリズム企画「畑さんぽ メロン畑編」を用意しました。例年大人気のこのツアー、今年は7月2日(土)と7月30日(土)の二回もあり、更に事前予約で大人500円オフの割引きも受けますので、この機会に「アサヒメロン」を見て、体感して、食べてご堪能ください。
畑さんぽ メロン畑編2022のチラシ

目次

畑さんぽ メロン畑編 2022

7月2日(土)・7月30日(土)
〒059-1921
北海道勇払郡安平町追分柏が丘49−1
道の駅 あびらD51ステーション
7月2日(土)・7月30日(土)
10:00~12:00
当日受付時間9:00~9:40
国道234号沿い
道東自動車 追分町I.Cから約3分
新千歳空港から車で約30分

JR室蘭本線・石勝線「追分駅」(K15)下車 徒歩10分

アサヒメロンの生産現場を間近で見学しよう

普段は立ち入ることのできない生産現場を間近で見学し、畑ガイドからメロンの成長過程の話、お店で美味しいメロンの選び方や、メロンがいつの時期からどのように育てられているのかを聞きすることができ、今までとはちょっと違った視点でメロンが見えるようにになっている贅沢な体験です。さんぽのあとは、平均糖度14度以上「アサヒメロン」を試食できるほか、大人にはおみやげ用メロンを1玉お持ち帰りいただきます。

利用料金と予約について
  • ツアー代金(おとな) 一人3,500円

    おみやげ用メロンを1玉お持ち帰りいただきます。事前予約なら500円引き。

  • ツアー代金(こども) 一人1,000円

    3~15歳。2歳以下の幼児は無料。

  • 受付会場 道の駅あびらD51ステーション

    受付終了後お車にてメロン畑に移動します。マスク、長靴、あまり肌を出さない服装(長そで長ズボン)、帽子、雨具(雨天時)を持参ください。お申し込み後、キャンセルされる場合はご連絡ください。雨天時も開催いたしますが、荒天の場合は中止とさせていただきます。中止の場合、開催前日の夕方ごろあびら観光協会のホームページトピックのニュースおよびフェイスブックにてお知らせいたします。

  • 定員 各日20名
  • 電話でのお申込み 0145-29-7733

    一般社団法人あびら観光協会までお問い合わせください。定員に満たない場合は当日朝9:00より道の駅で受付します。

  • インターネットでのお申込み 申込はコチラ

    一般社団法人あびら観光協会までお問い合わせください。

安平町の誇る特産品

アサヒメロン

アサヒメロンの始まりは、昭和39年旧追分町旭地区で新たな作物を作ろうと3名の農家が立ち上がったプロジェクトです。夏は気温が高く、冬は寒いながら積雪量は比較的少ないという中山間地域の気候に適した作物ですが、アサヒメロンの甘さは半世紀以上もの間研究を重ね、改善を続けてきた努力の賜物で、さまざまな品種を掛けあわせ、ようやく出来たのが現在生産している「ルピアレッド」「ティアラ」「レッド113」の3種類です。

糖度を保つため、育てるメロンの数は一株あたり4個まで限られ、芯摘み、摘果、ツルの誘引などなどの工程に特段の手間ひまをかけて手作業で作っています。真夏日のビニールハウス内の気温は40°も軽々と飛び越えるので、農家たちは朝の涼しいうちに作業を一刻も早く作業を済ませてしなければなりません。
皮に網目があるネット系の赤肉メロン
皮に網目があるネット系の赤肉メロン

写真提供: 及川町長・あびら観光協会

安平町ならではの寒暖の差と、生産者さんによる想像以上の努力、そして水はけの良い火山灰土をベースにしたメロンに最適な土壌作りによって生み出された、皮に網目があるネット系の赤肉メロン「アサヒメロン」は、半世紀の歴史と伝統を秘めています。先人たち人が培ったブランドを守り抜くため、追分アサヒメロン組合は担い手の育成に力を入れて、町・農協・普及センターが一体となり、平成26年にアサヒメロン現地支援協議会を立ち上げ、新規就農者を募集し、翌年から一期生の研修を開始し、3組が就農を果たしました。

安平を感じられる逸品「アサヒメロン」は、安平町のふるさと納税返礼品としても提供しています。8月31日まで15,000円以上の寄付でもらえますので、ぜひご覧ください。
安平町

安平町のふるさと納税ウェブページ

アサヒメロンは、安平町のふるさと納税返礼品としても提供しています。8月31日まで15,000円以上の寄付でもらえます。

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今回の写真と資料提供は、及川秀一郎安平町長・あびら観光協会です、ありがとうございました。

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