地域の産業に光を見る観光@鹿部町

令和4年2月9日

道南有数の漁師町であることをいかして、鹿部町は体験観光のPRに力を入れて、函館Gスクエアと協力し地元の食や暮らしを知る「フィールドワーク in 鹿部町」を開催します

場所

道の駅しかべ間歇泉公園

期間

2月26日

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鹿部町は海の幸のPRに力を入れます

写真提供: 盛田昌彦町長

冬の寒さが厳しくなる北海道の沿岸海域では、黒潮と冷たい海水が接触することで潮目ができ、流れに乗って寒暖両系の魚群が密集し、世界有数の漁場となり、旬の魚の習性を熟知したベテラン漁師もたくさんいます。3つの漁港と漁業研修所が揃える鹿部町は、彼らの重要な陣地の一つです。

町自慢の海の幸は、道の駅しかべ間歇泉公園で多数並んで、町もそのPRに力を入れます。鹿部温泉観光協会の金澤佑さんは、旬な食材とそれの生産を支えている旬な人をピックアップする「しかべタイムズ」を編集発行し、今月掲載されたのは、冬の海に船を出す漁師たちの努力と熱意が詰まった、体温まる郷土料理として親しまれているごっこです。

ぬるりとしたユニークな見た目で、七福神の布袋様に由来する「ホテイウオ」という縁起の良い名を持っているごっこは夜行性の深海魚ですので、普段は目にする機会が少なく、生命を全うするため沿岸の岩場まで寄ってくる冬場の夕方頃にあわせて、漁師一人ひとりは大急ぎで刺し網を仕掛け、翌朝に揚げて速やかにオスとメスを分別・出荷します。ワンマン作業は体力的キツイですが、頑張った分だけ自身に還元されるので、漁でしっかりと利益を残せる仕組みを作りたい人が引き寄せます。

鹿部町ギャラリー

写真提供: 盛田昌彦町長、金澤佑さんと瀧澤静さん

道南有数の漁師町であることをいかして、鹿部温泉観光協会は体験観光プログラムを年中に実施しています。2月26日に金澤佑さんが地元案内人として、立春を迎える鹿部町の自然環境、産業、食や暮らしを知る「フィールドワーク in 鹿部町」を函館市民の交流拠点である函館コミュニティプラザGスクエアさんと協力開催します。「道南の未来を考えよう」イベントの一環であるこの企画は、密にならないよう人数制限も設けてありますのでご希望の方はお早めに。

「フィールドワーク in 鹿部町」のスケジュールやお問い合わせは、金澤佑さんまでお願いします。

フィールドワーク in 鹿部町
フィールドワーク in 鹿部町

写真提供: 金澤佑さん

鹿部温泉観光協会の金澤佑さん

金澤佑さんのフェイスブックページ

開催スケジュールや詳しいスケジュールは、金澤佑さんのフェイスブックページをご確認ください。

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