最も訪れたい町@ニセコ町

令和3年12月22日

持続可能な開発があらゆる分野でスポットライトを浴びる今、国連世界観光機関も伝統と自然を保全しながら経済成長を果たす地域を表彰する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」の認定がはじまり、日本では北海道ニセコ町と京都府南丹市美山町の2か所も上がりました

場所

ニセコ町

期間

12月22日

環境モデル都市ニセコ町
環境への影響に配慮した観光地づくり

写真提供: 片山ニセコ町長

持続可能な開発(SDGs)があらゆる分野でスポットライトを浴びる今、国連世界観光機関も、価値観と文化・自然資源を保全しながら経済成長を果たす地域を表彰するため、スペイン・マドリードで開かれた総会で初回の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ(最も訪れたい村)」を認定されました。75か加盟国から選んだ44地域のなか、日本は北海道ニセコ町と京都府南丹市美山町の2か所も上がりました。

サラサラとした究極のパウダースノーで知られる国際リゾートのニセコ地域は、環境への影響に配慮した観光地づくりに力を基軸とした取り組みが着々と進みます。コロナで観光業が大変な状況となっている今年7月も、ほかの7市町と「日本『持続可能な観光』地域協議会」が立ち上がり、未来を見据えて旅行再開とともにあり得る社会と環境課題をいち早く想定し、「グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会」が定めた基準を学ぶ研修会や各市町の取り組みを連携する動きを推進します。

観光業だけではなく、ニセコ町は長らく郷土の産業を支えてきた林業の振興も力を入り、再生可能な国産資源の確保で「ウッドショック」の再発を回避と、担い手の育成で悩んでいた町有林をフル活用のため、来年度に道内初の地域林業商社に出資し、人工林の間伐から製材・製品までのバリューチェーンを全部地域で完結する循環型経済の構築を目指しています。

ニセコ町ギャラリー

写真提供: 片山ニセコ町長

新たな試しが次々と登場する活気あふれるニセコ町は、人口増加の傾向が見られ、子育て世代が選ばれる町の意識も強く、ゆかりのある作家・有島武郎の遺訓である「相互扶助」を基本に、「子どものまちづくりに参加する権利」をまちづくり基本条例に盛り込み、「子ども議会」や「小学生・中学生まちづくり委員会」など地域の未来を背負っていく子どもたちの将来性・可能性を広がる様々取り組みが打ち出し、12月17日、安平町とともに国内で初めて「子どもにやさしい」の実践自治体に選ばれました。国連の観光と教育機関にも高く評価されましたニセコ町、観光客に日本の魅力を伝える役割を担おうと期待できます。

子どもにやさしいまちにも選ばれました
子どもにやさしいまちにも選ばれました

写真提供: 片山ニセコ町長

ニセコ町のウェブページ

ニセコ町はSDGs未来都市の達成に向けた取り組みについてのウェブページがあります。ぜひご覧ください。

ニセコ町記事アーカイブ

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3月28日北辰のキセキ

北辰のキセキ@3月28日: ニセコ町・小樽市

ニセコ高校の生徒たちは町花「ラベンダー」を新しい観光資源にすることをために、研究活動を行い、彼らが育てた花はニセコ蒸溜所の手でクラフトジンとかわった。ホタテ漁の先進地として知られる小樽市は、名産をさらにおいしく食べらさるコラボワインが発売。

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3月14日北辰のキセキ

北辰のキセキ@3月14日: 当麻町・ニセコ町・平取町・八雲町・帯広市

当麻町は23回北海道広報コンクールに入賞。第12回ニセコカップGS大会は、ニセコモイワスキーリゾートで開催。平取町二風谷民芸組合はアイヌ文化を身近に感じオンラインツアーを企画。ゲストハウスSENTOはお手伝いさんを募集。ベンチャー企業そらは、ふく井ホテルの経営を引き継ぐ。

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