あびら川

夢見てた米農家の贅沢

あびら川とは

あびら川は、国の特別天然記念物タンチョウヅルやコウノトリが降り立つ、安平町の自然豊かな水田で栽培された酒造好適米「彗星」を100%使用した純米大吟醸です。割水しない原酒のフルーティーな香りにきりっと1本線のある辛さ、酒のうまみがストレートに伝わり、こだわりの日本酒として地元を中心にご愛飲をいただいております。

あびら川ニュース

ショップ

北海道勇払郡安平町早来大町19 / TEL:0145-22-2992

北海道勇払郡安平町早来大町20 / TEL:0145-22-2025
北海道勇払郡安平町早来大町10 / TEL:0145-22-2431

北海道勇払郡安平町早来大町12 / TEL:0145-22-3577

北海道勇払郡安平町早来大町127-4 / TEL:0145-25-2222

北海道勇払郡安平町安平82 / TEL:0145-23-2321

北海道勇払郡安平町追分青葉2-153 / TEL:0145-25-2176

北海道勇払郡安平町追分本町3-1 / TEL:0145-25-2034
北海道苫小牧市植苗156-30 / TEL:0144-58-4137

北海道勇払郡安平町追分柏が丘49-1 / TEL:0145-29-7751

北海道千歳市栄町6-51 / TEL:0123-23-5450

北海道苫小牧市入船町1-2-34 / TEL:0144-34-4171

北海道安平町産の酒造好適米「彗星」100%を使い、精米歩合45%で仕込んでおります。フルーティーな味わいにピリッとした辛さ、アルコール度数17の日本酒の旨味がストレートに伝わるあびら川は、酵母が生きている生原酒と、蔵からのしぼりたてを火入れした原酒として提供しています。

生原酒

加熱処理を行わないから、特有の味わいやフレッシュな瑞々しさがあります

生原酒・720ml

¥3,500(税込)

生原酒・1.8L

¥6,700(税込)

原酒

火入れをすることで、お酒の味が落ち着き安定し、口当たりもなめらかになり、他の食材との相性が抜群に良くなります

原酒・720ml

¥3,300(税込)

原酒・1.8L

¥6,300(税込)

あびら川の舞台裏

あびら川のこだわり

水田地帯が広がり安平川の中流域の早来地区には、水田地帯が広がり、肥沃な土地を利用し、米作り50年の経験を極めた農家がいます。すでにお米のプロですが、酒造りには普段口にする飯米と違った「酒造好適米」という専用の米が必要ですから、人生の集大成となる酒造りプロジェクトを夢見る彼らは、北海道立中央農業試験場で研究開発が進められていた「空育酒170号」(彗星)を安平町に導入、丹精込めて栽培しました。

初めての道産酒造好適米「吟風」と比べると、「彗星」は穂ばらみ期耐冷性が改善され、さらに清酒の雑味成分の原因なる蛋白質の含有率が低く、千粒重も重くなりました。醸造適性は変わらないですが、酒質が異なって、品質の安定性の一層の向上が果たしました。

収穫された「彗星」の醸造は担っている酒蔵は、創業大正5年の二世古酒造です。北海道を代表するリゾート地、ニセコアンヌプリ山麓に蔵を構える二世古酒造は、ニセコワイス山系の雪清水と、羊蹄山からの噴き出し湧水を使用し、豪雪のかまくら状態の地区に低温発酵で「水」・「空気」・「環境」にこだわった最高の酒を造ります。

あびら川の歩み

明治28年、新潟から移住された高橋久松は早来地区に酒蔵を開業し、約一世紀に渡り地酒「ときわ鶴」を造り続けたが、色んな事情で幕を閉じ、跡地は安平町指定の文化財となりました。「あびら地酒生産プロジェクト」の代表となった田村は以前その酒蔵に招待され、槽口を味わうことになりました。

日本酒が好きでこれまで数々の銘柄の日本酒を味わい尽くしてきた彼らは、自分の米で自分の飲む酒を作るという夢を見ました。ある日、田んぼにタンチョウとコウノトリが舞い降り、「これはきっと自然の恵を含んだ美味しいお米が出来ている証だ」と「きっと今なら美味しい酒も作ることが出来るはず」と信じて、近所の仲間を集めて「あびら地酒生産プロジェクト」が立ち上がりました。
当初は酒米を作って売るつもりでこのプロジェクトを参加するメンバーもいましたが、寒さが残る3月に初の「あびら川」が二世古酒造から届いて、自然と冷えた状態で口にしたあびら川は本当に別格の味で、ついに考えを改めるに至りました。

あびら地酒生産プロジェクトについて

右から田村、阿部、横澤
田村

田村

安平町新栄地区で50年以上に渡りお米作りを続けてきた米農家

米ならもう50年も作ってきた。今度はその米で自分の飲む酒を造りたい。最後に自分の好きな酒を作って思う存分飲み尽くしたい

日本酒作りは最高の贅沢である
阿部

阿部

酒米を作って売るというのも面白いかもと思って参加したが

自然と冷えた状態で初めて口にしたあびら川は本当に別格の味だった

ついに考えを改めるに至った
横澤

横澤

東京農大出身、行ってみようと話は盛り上が盛り上がった

できあがった初めての「あびら川」は衝撃的に美味かった

こうして最高の酒が誕生した

安平町について

米作りを極めた農家の情熱で地酒の香りが蘇った安平町は、町を良くしたい想いをカタチにした実績が数多くあります。今こそ「安平町といえばチーズの町」として定着しましたが、この北海道ではじめてチーズ工場が誕生した地実は昭和60年ごろ、工場移転のためチーズ生産がストップしまいました。でも町内の酪農家、畑作農家など夢見る民が集まり、工場移転からわずか5年後「夢民舎」は誕生し、チーズの町として返り咲きました。北海道胆振東部地震復興事業の一環として、町民の挑戦を応援するクラウドファンディングイベントも始まりました。

田園の魅力と心身の癒しが注目を浴びている時代では、大都市や空の玄関である新千歳空港に近いながらも、安全でおいしい、付加価値の高い農業や自然環境と調和した産業を抱える安平町が北海道、そして日本の食や文化を発信する拠点になることが期待できます。
39°北は、北海道を愛するすべての方と、数多くの自治体や団体に繋がっていただけるような総合地域振興情報サイトです。道内各地の地方創生ビジョンとその実現に向けた取組みや、地元で活躍している人々のものがたりをピックアップしていますので、取り上げたい話題が有れば遠慮なくメール、メッセージやツイッターでお知らせ下さい。
このローカルプレイヤー特集の写真と資料提供は、あびら地酒生産プロジェクトのメンバーと、及川秀一郎安平町長です。ありがとうございました。
安平町

地域タイムズ@安平町

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あびら川についてのお問い合わせは、あびら地酒生産プロジェクトまでお願いします。