酪農家を応援するチャレンジ@鹿追町

令和3年12月26日

夏も涼しく乳牛に優しい気候風土のおかげで、酪農にとって鹿追町は北海道の中でもトップクラスの立地です。コロナ禍の影響で経営が圧迫される農家を支援するのため、鹿追町は牛乳消費拡大策を打ち出しました

場所

鹿追町

期間

12月~

鹿追町は酪農にとってトップクラスの立地

十勝平野を一望できる、大雪山国立公園の南麓に位置する鹿追町は、火山活動でできた標高810メートルの天空の湖を水源とする川の潤いと、夏も涼しく乳牛に優しい台地の気候風土が重ね合わせて、酪農にとって北海道の中でもトップクラスの立地です。この果てなく牧歌的な光景が広がる大地で育った乳牛の頭数実は、なんと町の人口の四倍です!

鹿追町の酪農家は非遺伝子組換え飼料にこだわり、おおよそ2万2千頭の乳牛の健康とそれを取り巻く環境を何よりも大切にし、責任と誇りを持って、日々取り組んでいます。生産した年間約12万トンの生乳は、ほとんどよつ葉乳業によってとなりの音更町で加工し、新鮮な北海道ブランド牛乳・乳製品としての多く方の健やかな食生活をささえています。

しかしコロナ禍の影響で、生乳は非常に厳しい状況におかれています。普段通りならば学校給食が止まる年末年始では外食とお土産需要が高まって補いますが、今年ではこちらの需要も大幅に落ち込むと見込みます。乳牛は生まれてから生乳生産できるようになるまで約3年かかる上で、水道水のように蛇口を閉めて止まるものではなく、1日2回生乳を取れないと病気になる恐れがありますので、出荷量はなかなか抑えられなくて大量廃棄につながりかねない状況を直面しています。

鹿追町コタンギャラリー

経営が圧迫されている農家を支援し、資源を無駄にしないようのため、生乳の一大産地である鹿追町は先日に様々な牛乳消費拡大策を打ち出しました。Aコープ鹿追店で特選よつ葉牛乳を60円引きで購入できる応援企画のほか、来年1月町内全世帯に1世帯当たり牛乳券を配布すると、同月開催予定の名物イベントしかりべつ湖コタンでも牛乳を配布するなど消費拡大PRを力を入ります。喜井町長も、JA鹿追町木幡組合長、酪農振興会河原崎会長とともに先陣を切ってAコープ鹿追店で牛乳チャレンジをデビューしました。

牛乳チャレンジのルール

  1. 指名された方は5日以内にチャレンジ動画拡散ください
  2. コップ1杯程度を腰に手を当ててご愛飲ください
  3. どうしても飲めない方は代打(ご家族など)の方と一緒に
  4. 飲んだ後は3名をご指名ください
  5. ハッシュタグ「牛乳チャレンジ」をつけて※無理はしないでください
北海道にとって重要な酪農を応援しよう

写真提供: 喜井知己町長

鹿追町のウェブページ

鹿追町は施策をまとめたウェブページがあります。ぜひご覧ください。

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酪農家を応援するチャレンジ@鹿追町

夏も涼しく乳牛に優しい気候風土のおかげで、酪農にとって鹿追町は北海道の中でもトップクラスの立地です。コロナ禍の影響で経営が圧迫される農家を支援するのため、鹿追町は牛乳消費拡大策を打ち出しました

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